今回、宿泊するのはこちら
大江戸温泉物語 幸雲閣(こううんかく) だ
なんで鳴子温泉にまで来て…と思うかもしれないが、今回の目当ては食べ放題と飲み放題と温泉だ
安く泊まれるならそれに越したことはない
さらには、元々は独立した旅館で、それを買い取ったようなので、温泉とかはばっちり鳴子温泉なのだから個人的には一切問題ない
15時少し過ぎた頃に到着したが、フロントの前には大行列ができていた
…カウンターは3つあった。3つしかなかったと表現するべきだろうか。こればかりは待つしかない
10分ほど経ち、ようやくチェックインとなった。一人でいるのは非常に居心地は悪かった
部屋はとにかく安い、シングルの部屋にした。数は少ないが、設定があるようだ
一部備品は新しかったが、布団などは昔ながらのものだった
個人的には、Wi-Fiが部屋に入らないのは辛いなと感じた。一人でいる時はスマホかテレビしか選択肢がないのだ
ユニットバス付きだったのだが、とにかくこの部分だけ古く、少しツンとする香りがした。少しすれば直るのだが、また出る度にその香りがするのでなんとも言えなかった
とりあえず風呂に入ろうと思い、浴衣に着替えて最上階にある温泉に向かった
内湯と露天があったが、メインは内湯で、露天風呂自体はかなり狭めだった。それでも柵越しに見る景色は中々良かったように感じる
温泉の質に関しては…良かったのではないだろうか、個人的に違いはあまり分からないタイプなのだ
露天に入っていると、スーツを着たスタッフさんがお湯の温度を確かめに来た。どうやら普段より熱いらしい。他の客から言われたようだった。お疲れ様です
少し部屋でゆっくりし、うとうとし始めた頃に晩ご飯の時間になった
バイキングなので当然会場食だ。一人の客は少しはいるようで、一箇所に纏められていた
バイキングの種類はかなり豊富で、寿司や土瓶蒸しまであった。秋だ
もちろん飲み放題もつける。一人でも問題ないようだ。値段は…1550円かな?写真上に書いてあるのを見る限りだと。一見高そうに見えるが、まあ単品で頼むよりは全然安い。制限時間が少し短い気もするが
専用のカウンターで部屋番号を伝え、申し込むと、首からかけられる時間の書いた名刺入れみたいなのをもらえる。そこからはもうフリーだ
ビールからハイボールからスパークリングワインまで、様々な種類があった
…至福である。好きなだけ飯を食って、好きなだけ酒を飲む………
これが、今回の目的なのだ
飯を食べ終わり、少し部屋で休憩したのち、もう少し広い露天風呂に行くことにした
建物の脇にあり、一回外に出る通路があるので、そこを通り向かった。
小屋があり、そこが脱衣所となっていた。もちろん混浴ではない
ちなみに洗い場は無かった。脱衣所から移動した途端、温泉である
入ると、誰もいない。貸し切り状態であった
冬も近いので冷たい風と温泉のあたたかさが非常に気持ちよかった
時間が合うと陸羽東線が通過する様子が見えるらしい。女性は特に気をつけてねーみたいな内容が書いてあった
特にすることもなかったので、通過する列車を待ってみた。割に、通り過ぎるのは一瞬で、これは見えないだろう…と思いつつ、部屋に戻った
少しのビールを飲み(飲み過ぎ)、その日は就寝。翌朝のバイキングをいただき、ホテルを後にした
ちなみに金額は8500円ちょっと。飲み放題つけて約1万円だ。だいぶ安く泊まれた感じはする
ホテルのURLを貼っておこう。ちなみに現在は絶賛臨時休業中のようだ。旅館は本当に大変な時期だと思う
https://kounkaku.ooedoonsen.jp
とにかく、鳴子温泉駅に戻り、帰路に…まだつかない
こけしがお見送りをしてくれた。かわいい
どちら方面に向かうというと、当然新庄方面だ。なぜなら陸羽東線はまだコンプリートしていない
10時06分の次が13時05分????
もちろんそんなことはない。おそらく1番線で折り返し運転をするのだろう
仙台行きがある…!と思ったがこれはリゾートみのり。そういえば指定席券売機あるのはこういう理由なのか…と勝手に納得していた
ホームから小牛田方である。よくわからない石の何かが建っていた
2番線と3番線の間の小牛田方には壁が設置されている。よく分からないが、風除けなのだろうか
の割に3番線が非常に狭くなっている。壁の途中にはドアもあり、行き来が出来るようになっている
そうしているうちに列車がやってきた
10:06 鳴子温泉駅発 陸羽東線 普通 新庄行き 4725D
結構車内には客が乗っていたが、鳴子温泉でほぼ全員下車した。つまり、ガラガラだった
列車は音を立てて出発し、気づけば特に見るところも無く(そんなことはないだろうが)新庄駅に着いていた
11:10着 新庄駅 乗り換え
これで陸羽東線はコンプリートである
もう何度目かも分からない新庄駅だが、今回は下車するつもりは毛頭ない。なぜなら乗り換えるのが用事だからだ
つばさが仲良く2編成ならんでいた
この辺りはJRの支社の境が多いようだ。秋田らしさ全開の車両が…というか秋田行きだ
結構、選択肢はあるのだ。交通の要所といっても過言ではないだろう。その割に栄えてないのが不思議でならない
ちなみに今回の目的は、昔奥羽本線をコンプリートしようとした時に、GPSの関係でチェックイン出来なかった二駅のうちの一駅、釜淵駅を取りに行くためだ。
ちなみにもう一つは板谷駅。これは福島に来てわりとすぐ、わりと簡単に取得した
ということで先程の秋田行きに乗るのである
11:22 新庄駅発 奥羽本線下り 普通 秋田行き 2441M
もちろん秋田まで行くつもりはない。どこかしらで折り返し帰ってこようと思っていた
しかし釜淵駅からはだいぶ山の中に入ってしまう…
時間の潰せるところがいい…
11時38分着 真室川駅 途中下車
という訳で手前の真室川で降りた。レーダー使えるしいいや。だいぶ適当になってきているが、まあ昔乗っているので前回の男鹿線よりはマシだろう
無事、奥羽本線をコンプリートした
これで青森から福島まで、全てをコンプリートしたとこになる
特急のない新庄〜秋田間は普通列車に乗るしかない。地獄だ
結構立派な駅舎だ。中には何か併設してあったが、憩いの場みたいな感じだったので入るのは遠慮しておいた
ホームは長い。もちろんこんなに長い列車など停まることはまず無いだろうが
近くの名所が載っているようだ。少ないし行きにくそうなのでやめた
そうそう、こんな感じである
とりあえず時間もあるのでブラブラするついでに隣の駅まで歩いてしまおうと思った
駅前から少し行った交差点、意外と車通りがある
遠くに真室川駅を望む
反対の新庄方向。こちらに向かって歩いている。
…線路の上を歩く訳ないだろう、アホか
途中に寺があった。正源寺というようだ
…しかし、なぜ少し先に踏切が見えるのだ?
おうおう、なんだこれは
門と寺の間に…踏切!?
古そうな感じを見ると寺が先のように思えるのだが…よくこんな所に線路を通したものだ
遮断かんが写る…
いや、それにしても非常に良い天気。逆光だ
歩道の狭いところもあったが、いい運動になった。羽前豊里駅に到着だ
ちゃんとトイレもある。なんの小屋かと思ったが…
無人駅の中では割と立派な待合室ではないだろうか
お知らせに運行状況も、デジタルで教えてくれる
…まあ、本数は多いとは言い難いのだが
こちらは青森方
ホームからは田園風景が望める
反対の福島方
こっちは、新庄だが。ホームには草も生えていた。誰が整備するのだろうか…
ホーム脇にはもう一つ線路を作れそうなスペースがあった
帰ってから調べると、駅舎は2009年に建てられ、昔は二線あったようだ
そんなこんなで、あとはもう、帰るだけだ
2438M
意外にもロングシートはほとんど埋まっていた。まあ2時間に一本だし、そんなもんかと思いながら結局空いている席に座るのである
12:56着 新庄駅 乗り換え
お昼を食べていないので、外で食べようと思ったが、そこまで時間も無かったし、新庄駅なので。お弁当を買ってさっさと乗り込むことにした
福島までも地味に遠い。まあ仕方ないのだが
13:18 新庄駅発 山形新幹線上り つばさ144号 東京行き
指定席の写真を撮ったが乗ったのはもちろん自由席だ
何もない時に新庄から自由席で乗るのは阿呆らしい
なお弁当はどまんなかである。米沢の。
そうして約2時間後、福島に到着したのだった
…本当に不便な場所だ
完
⭐︎今回の駅メモ成果
2コンプリート!そんなに乗ってない割に地味に取得しているのが面白いとこだな
次回予告
ここまでは、去年のお話!溜めすぎ!!
次回からは遂に2020年のお話になります…
【第四話】「かいじ」と「あずさ」で「ふるさと」に「かがやき」を
割と長編になりそう…よろしくお願いね