深夜バス、それは格安で長距離を移動できる便利な手段。
深夜バス、それは夜の時間を有効活用して移動できる便利な手段。
深夜バス、それは20代も後半にさしかかれば腰を全力で壊しにくる便利な手段。
そんな深夜バスを予約するところから今回の旅は始まる。
2020年3月11日
この日から4日間休みな私はどこかへ行きたかった。
ちなみにコロナウイルスがまだ急拡大する前、みんなが「まあインフルくらいだろう」と思っている時の話である。全国の感染者は50人程度。
この時の私は、とりあえず高速バス比較サイトでバスを探すところから旅行先を決めていた。
大阪ー…名古屋ー…うーん…と調べている時に出てきたのが
東京→金沢3000円
…や、安すぎないか？？？
新幹線は13850円、コスパがえぐい
※ちなみに現在はこんな感じ、そんな変わらないのだ
というわけで…
夜の福島である。今は亡き中合の電気がついているのに懐かしさを覚えてしまう。
19時32分発 やまびこ？？号 東京行き
このあと3月14日にダイヤ改正があったため、正しい情報はわからない。
今回は笹かまぼこと焼きつくね。
焼きつくねはnewdays内おつまみランキングでは個人的に圧倒的1位である。
21時12分頃 東京駅 到着
バスの時間まではある程度の余裕がある。
いつもはエビスバー(※なお今は閉店している)で一杯決めるのだが、早めの営業中止ということでお休みだった。
仕方ないと言っては失礼だが、八重洲地下街の中にあるキリンシティで一杯飲むことにした。
…のだが、21時20分頃に入店して30分にはラストオーダーが来た。
時短営業だ、こんな中でも開けていただいてるだけでありがたい。
しかし、同時に中途半端な満足感であることも確かである。
そこで
22時になってもまだ空いていた、ラーメン玉へと向かうのだった。
この時間に食べるラーメン、ハイボールは背徳感がとてつもない。しかしそれが一番美味しいのも確かである。
今回乗車するバスは、東京の鍛冶橋(かじはし)駐車場からの出発だったのだが
実を言うとこの時訪れたのが初めてであった。(なお、この時以来訪れていない)
東京駅から歩くこと5分ちょっとだろうか、鍛治橋駐車場に到着した。
…ものすごい人だ。全く、こんな時に出歩くなんてとんでもない人たちだ(お前が言うな)
とりあえずもう少し時間があったので、近くのコンビニでお茶を買うことにした。
恐らくこのバスに乗ったのだろうか、記憶が曖昧である。
ハッピージャムジャム…深夜バスに乗る時点で最高、なんてワードは確実に出てこないだろう
23時30分頃 jamjamライナー(?) 金沢行き
予約した時は空き状況はかなりのものだったが、いざ乗車してみると車内は満席であった。
４列シートで隣に人がいる。この体験も久しぶりであった。
隣の人に気を遣ったわけではないのだが、SAでも外に出ることはなかった。ただ面倒だっただけだと思うが。
と、まあ特筆すべきことはこのくらいで、あとはいつもの通り、腰を痛めながら金沢へ向かったのである。
翌朝未明 金沢駅 到着
金沢駅といえばこれ！のような写真はここではないだろうか。
ちなみにバスが到着したのは反対側だった。
到着して思ったのは
思った以上に田舎やん
であった。
反対側の写真を撮影した側に来るとそんなことも無かったのだが。
駅はとても綺麗な感じがした。きっと北陸新幹線開業に合わせてリニューアルでもしたのだろう。
さて、金沢といえば何を思い浮かべるだろうか？
当時はまだ旅行会社で働いていた際の知識が残っていたので
「とりあえず兼六園あたりに行けばなんとかなるっしょ！easy,easy！」とか思っていたのである。
…まあ実際そうだったのだが
というわけで次回はそっちの方へと向かっていく。
つづく
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