ふと、前の年、博多にいた時のことを思い返す
去年もこの頃、温泉にいったな…
もう一昨年になるが私は仕事でボロボロになった精神を癒しに嬉野温泉に行ったのだ
それが1年間の博多在住時で、たった二回だけした一人で旅行のうちの一回だ(ちなみに、もう一回は長崎の五島列島に行った)
とにかく酒と飯をたらふく飲み食いしよう…と思い、当時は湯快リゾートの嬉野館…だったかな?に宿泊した。酒は飲み放題をつけたし晩も朝も食べ放題だった。それを一人でできるということが非常に楽しかった記憶があった
それから一年経ち、これを毎年のルーティンにでもしようかと思い旅に出たのだ。目をつけたのは
「鳴子温泉」。
今回の旅立ちも福島だ。当然ながら福島駅の写真を撮っていない。もういいかと思い始めていた。
11月の中旬で少し肌寒くなってくる頃だ。このシーズンはやはりあたたまりたくなる。
出発前は降っていた雨も、家を出るときには晴れに変わっていた。
12:05 福島発 東北新幹線下り やまびこ207号 仙台行き
この時間に出発した理由は特にないが、新幹線をどこまで使うかで決めたのだ
次の盛岡行きに乗れば、古川で乗り換えられる。しかし陸羽東線の始発駅ではない
この仙台行きに乗れば、乗り換えて小牛田まで在来線で行き、始発でほぼ確実に座れる…と思ったのだ
あとは、チェックインの時間に合わせただけ。早くいったところで疲れを癒しに行くのに観光する気はさらさらないのだ
旅立ちを歓迎しているかのように空には虹がかかっていた。久方ぶりに虹を見た気がする
白石蔵王を過ぎ、仙台到着の少し前まで虹はずっと窓から見えていた
12:26着 仙台駅 乗り換え
写真がぶれるのはある程度勘弁してほしい。こんなところを撮るのは鉄オタくらいしかいないのだ。そうは見られたくないという意地。それがブレを生むのだ
12:45 仙台発 東北本線下り 普通 小牛田行き
平日の昼間だというのにこの混雑具合だ。やめてほしい…と思ったがまあ座れたので良しとしよう
つい1ヶ月前も同じ経路に乗った気がする。詳しくは第二話を参考にしてほしい
13:30着 小牛田駅 乗り換え
乗り換え時間は非常に僅かであったが、対面での乗り換えであったので全く苦ではなかった。
しかし、多くの人が陸羽東線に乗り換えて一瞬座れないかと思った。スーツケースを持ったおばさまは走って乗り換えていた。確かに約1時間とはいえ立ちっぱなしはしんどいものがある
結局、今回も小牛田では途中下車をしなかった、いつになったら降りるのだろうか
いや、多分滅多なことでは使わないだろうが…
とりあえずそこまでの混雑でもなかったので四人掛けのボックスシートに座った。しかし陽が当たる。暑い。ブラインドを閉めよう…と思ったがブラインドが無いのだ。阿呆か
出発するとすぐ田園風景に変わった。田舎だ…
古川で多くの人が降り、二人がけボックスが空いたのでそちらへ移動した。陽が暑いのだ
と同時に古川から大量のじいさんばあさん集団が乗車してきた。すぐ満席になったが立っている人はいなかったため特に席を移動することも無かった
添乗員の旗を見るとJTBと書いてあった。お疲れ様です…
というかバス使えよ。リゾートみのりとかに乗るなら分かるがここで在来線を使う意味は皆無だと思うが…
古川を出て少しすると山の中は突入していく。鳴子温泉は山の中にあるのだ
昔、秋田から仙台へ下道で向かうときに通過した記憶がある。鳴子温泉のファミリーマートで肉まんを食べたのだ。だから何だという話だが
14:41着 鳴子温泉駅 下車
下車と書いたのはもうこの日は列車に乗らないからだ。今回はわずか2時間半しか乗車していない
今回の目的はあくまでも温泉だ
すっからかんになった車両を見る。小牛田方だ。左に見える二人がけに座っていた
リゾートみのりの停車駅である。新型コロナの影響で、運転が取りやめになっているようだ。悲しいことだ
いえいえ、はじめまして
乗り換え時間等で小牛田で撮れなかった分しっかり写真を撮った。団体はそそくさと出て行ったので非常に撮りやすかった
この車両は第一話で陸羽西線で似たやつを利用して以来かな。ラッピングは少なくとも違うようだ
なお鳴子温泉駅はSuica対応駅だ。古川駅も使える。いつも通りタッチで出場した
駅舎はこのような感じだ。足湯もあったのだが蓋がかかって入れないようになっていた。お湯も張っていなかったと思う
前日に予約したのと大きめの旅館なので送迎バスなどは当然無い。あってもじいさんばあさんと同じ空間にいるのはちょっと、遠慮したい。空気的にだ
駅から数分は温泉街っぽい道が続く。道路も非常に狭いが送迎バスがバンバン通るので歩きにくかった
旅館があるのは徒歩15分程度のところだが、チェックインは、15時から。まだまだ余裕がある、むしろ、余るので寄り道をしながら向かうことにした
とりあえず雨は降っていなかったので良かった
歩いた道は途中から下り坂に変わった
空いてるお店もあったが結構閉まっているようにも思えた
どんな絵だ…
居酒屋も数軒あったがどのくらいの人が使うかは見当もつかない。大体は旅館で食べるだろう
線路をくぐっても、下り坂は続いた
紅葉のシーズンかとは思ったが、若干ずれていたようだ。それでも葉が色づいているのを目にすることができた
奥の山は確かに紅葉していることが分かる
なぜこんなにも差が出るのだろうか
ザ・廃墟という感じのホテルもあった
窓から誰かに見られてそうで(少し期待している自分もいるのだが)足早に前を過ぎ去った
その割には写真しっかり撮っているのだが…
少し寄り道をして、大きな道に出る
開放感があり非常に気持ちがいい
橋を渡った先にはコンビニが見えた
開放感あるところではパノラマ写真を撮りがちである
このようにふざけていると、時間も忘れがちである。気づけば15時を過ぎていた
ホテルに向かうとする、やっと温泉だ
といいながらも今回は文字数的にもここでおしまいにしよう
次回はちゃんと温泉に入ってホテルのレポートもします
つづく
⭐︎今回の駅メモ成果!
次回は明日、朝同時間に投稿です⭐︎