★かとうの競馬予想(たまにアニメと旅)★

競馬予想します、現在はシン・タンショウオー連載中。たまにアニメと旅もします

【第二話】思考の停止は奥羽山脈を四回越えるに至る①

 

奥羽山脈(おううさんみゃく)をご存知だろうか

 

そう、東北地方の真ん中をぶった切るようにある山岳地帯である。

 

幾度も台風から秋田と山形を救ってきた神々しい存在である。

 

中には歩いて越えていく猛者もいるだろうが、やはり基本的には電車か車であろう。

 

今回はそんな奥羽山脈に鉄道で戦いを挑んだ際の記録だ。

 

 

f:id:bonbonjin71:20191114123416j:image

 

今回のスタートは仙台駅…というわけではない。

 

前回同様福島駅からのスタートなのだが、福島仙台間で在来線を使うのもアホらしかったので新幹線で移動してしまったのだ。

 

しっかりとここからは在来線で移動をしていく。

 


f:id:bonbonjin71:20191114123446j:image

 

その前に朝ごはんを食べていなかったことを思い出し、中で蕎麦を食べた。駅そばだ。

 

立ちそば処 杜 - 仙台/立ち食いそば | 食べログ

 

そば自体が美味いかと言われるとそんなことはないのだが、気持ち的には美味しかった。いや確かに出汁は美味いのだが。

 

8:01発 東北本線下り 一ノ関行


f:id:bonbonjin71:20191114123429j:image

 

折り返し運転の電車が到着である。

先頭車両を見て、もしかしたらボックスシートもある車両なのか?と思った。

しかしどうやら様子がおかしい。前と後ろを切り離すとのこと。


f:id:bonbonjin71:20191114123412j:image

 

当然の結末であろうか、ロングシートである。

車両の運用に勝つことは出来ない。

しかし、ここにボックスシートが無い場合、盛岡までロングシートはほぼ確定である。ロングシートが嫌という訳ではないし、ボックスシートでもボックスシートには別にそこまで座りたい、という訳でもない。そこは気持ちである。

 

途中の小牛田では18分の停車があった。乗務員もここで交代があった。外に出ようとも思ったが動くのが面倒だったのでやめた。

 

9:51着 一ノ関駅 途中下車

 

f:id:bonbonjin71:20191114125455j:image

 

なんともまあ…平泉を前面に押し出していることでしょうか。まあ仕方はない。他に何かあるわけでもないのだから。

ちなみに一ノ関駅Suicaの利用が可能だ。平泉もSuica利用は可能だ。利用者が多い駅の特殊扱いだと聞いたことがある。


f:id:bonbonjin71:20191114123435j:image

 

時間も少しあったのでぶらついてみた。程よく田舎なのだが、割とお店はちゃんとある。暮らす分には困らなさそうではある。

…新庄とは大違いだなとは口にも出してはいけない。


f:id:bonbonjin71:20191114123409j:image

 

在来線は大体1時間に一本であるし、新幹線も多くて1時間に二本あるかというところだ。


f:id:bonbonjin71:20191114123424j:image

 

こちらは西口だ。比較的こざっぱりはしているが、観光案内所やお土産屋などもあった。やはり腐っても新幹線の駅である。…違うな。比較的利用客数が多いと思われる駅である。


f:id:bonbonjin71:20191114123442j:image

 

西口から新幹線に乗る際は乗車券を通して進む。奥には新幹線改札があった。こちらも結構だだっ広いしお弁当屋もある。ただ、写真はこの時は撮り忘れた。

 

在来線ホームへは跨線橋を渡っての移動だった。

降りると幼稚園児が遠足に行くのだろうか、列を作って並んでいた。平泉に行くのだろうかと考えながら停車中の列車を見てみる。


f:id:bonbonjin71:20191114123439j:image

 

写真を撮っている時に乗務員からじっと見られた。私はオタクの方じゃないですよーとこそこそしながらその場から離れていった。そんなことはきっとどうでも良いのだろう。


f:id:bonbonjin71:20191114123421j:image

 

乗る前から見えていたがやはりロングシートである。寝れそうな感じもしたが流石にそこは辞退した。そんなことしたら炎上しかねない。

 

 

10:20発 東北本線下り 盛岡行

 

序盤なのだがロングシート連続によってなかなか疲れてきているがまだまだ先は長い。

 

途中、平泉を通過したがそんなに降りる人はいなかったがやはり外国人は多かった。英語表記も多く、流石だなと感じた。

 

基本的には空いているのだが盛岡に近づくにつれかなり乗車する人の数は多くなっていき、盛岡駅近くでは立っている人もいた。

 

11:49着 盛岡駅 途中下車

 

f:id:bonbonjin71:20191114132224j:image

 

次の電車は12時39分発だ。わずか50分しかない。

その間にどうしてもやりたいことが2つあった。

一つはトイレ。お腹の限界は結構近かった。

もう一つは名物、じゃじゃ麺を食べることだ。

 

時間との勝負が、始まった。

 

つづく

 

今回の駅メモ成果!

 

岩切以北の東北本線のみが未乗だったため、今回でコンプリートである。

f:id:bonbonjin71:20191114133438p:image

東北本線との戦いが、今ここに終わった。いや、使うけど。

ちなみに新利府、利府もチェックインした。レーダーは、使った。

f:id:bonbonjin71:20191114133521p:image

 

私の電友ID

VPPJTI1280

 

#駅メモ #鉄道 #旅行 #喜多方 #新潟 #JR東日本 #鉄旅

【第一話】(北)福島→(北)福島の旅④

 

第一話完結編である。

 

※ちなみに、ちらっと疑問に思った人もいるかもしれないが福島の前に付いている(北)とはなんだろうか。

これは東北本線を意味する(北)である。決して福島市内の駅に乗り降り可能というわけではない。南福島に行くのにも東福島に行くのにも別途切符が必要になるということだ。

簡潔にまとめると、福島駅は同様の駅名が大阪にもある。環状線福島駅だ。それを区別するために付いているマークのようなものである。ちなみに環状線は(環)である。そのままかよ。

ただ、(北)福島→(環)福島となる切符は基本的には買えない。何故か。

それは(環)福島さんはある程度の距離を超えると大阪市内の枠に収まってしまうからである。悲しい特定都市の定めである。まああくまで基本的になので、出来ないことはなくは無いのだが…※

 

 

17:52着 新庄駅 途中下車

 

というわけで割と短い時間陸羽西線に揺られ、新庄までやってきた。ホームには鳴子温泉行きや山形行きの在来線が停車をしていた…

ちなみに、どちらに乗ってもその日のうちに福島に帰ることは出来るのである。が、そうしなかった。

朝6時より前から動き出している、私の体力はかなり限界に近かった。というよりは精神的に結構きていたのである。

福島までは新庄からつばさで帰ろう…その決断をした。

 

のは新潟駅である。

 

その時点で他ルートがありながらすっぱりと私は帰ることを優先させたのである。勘弁してほしい。払い戻しの手数料は、払いたく無い。(いや。まあ区間変更すればいいだけの話なのであるが。)

 

f:id:bonbonjin71:20191008214336j:image

 

というわけで新庄駅周辺をぶらぶらしようとした。

したのだが、本当に何も無い。致命的なほどに。

前回来た時もこんなだったろうか。遅い時間だからこそより何十倍も寂しさを感じる。

駅前の通りではスピーカーから流れる音楽がより荒廃感を醸しだしていた。

20分ほど周囲をぶらついたのだが、あ、ここに転勤になったら本気で無理だ。と感じるレベルに何も無かった。その証拠が写真だ。

データフォルダを見るとなにも写真を撮っていない。唯一あったのがこの新庄駅の写真だ。

ちなみに駅の中にはピザ屋さんもあった。しかしガラガラ。非常に暇を持て余しているようであった。普段はそんなものでは無いのだろうが…

繁華街という、繁華街も感じられなかった。歩いているところが間違っているのか?と思ってしまうほどに何もない。喜多方レベルである。

…新幹線が、止まる駅なのにこの寂しさはなんとも言えないのである。名物も調べたがこれといって無かった。最上川しか無かった。大丈夫だ、それはすでに車窓から見てしまった。

それにも関わらず、ビジネスマンや学生は一定数いるものだなと、感じた。さらに、車通りはある程度あったのだ。やはり車がないとこの辺りはまともに行動さえ出来ないものなのかと思ってしまった。新庄の人には大変申しわけないのだが。

 

ちなみに、帰ってから会社の山形出身の同期に話したところ、あそこはマジで何もないよー、とのことだった。悲しいぜ、新庄。

 

することも無かったので、早めに入線していたつばさ号で暇を潰すことにした。

 

18:43発 山形新幹線 上り 東京行き

 

20分ほど前には乗車口に向かっていたが、すでに車両に、乗り込むことが出来た。

 

そして、ここから全ての写真の記録がない。よほど疲れていたのか知らないが、車内の写真なども全く無かった。

 

最終目的地の福島までは、うつらうつらしながら、最後の新庄の荒廃感を胸にぼーっとしていた。

 

ちなみにこのつばさは山形新幹線内福島までは各駅に停車する。非常に遅い。

 

 

20:48着 福島駅 旅行終了

 

長い1日が終わった。ただ、喜多方にラーメンを食べに行くつもりだったのがここまで長引いてしまった。

が、やはり鉄道の旅は良いものだ。腰は痛くなるし精神的にも途中から辛くなってくるが、車窓であったりそれぞれの土地の風景を楽しむことができる。

 

ぜひ、暇な方は同じルートでも通ってほしい。

 

ここまで読んでいただきありがとうございました。

 

次回は

【第二話】思考の停止は4度奥羽山脈を越えるに至る

f:id:bonbonjin71:20191008215833j:image

です。よろしければどうぞ。

 

 

今回の駅メモ成果!

 

山形新幹線区間はすでに全区間乗車済でした。

f:id:bonbonjin71:20191008215942p:image

 

今回のメモリールートID

u6xf26mn

 

私の電友ID

VPPJTI1280

 

#駅メモ #鉄道 #旅行 #喜多方 #新潟 #JR東日本 #鉄旅

 

よろしければどうぞ!

 

 

第一話 完

【第一話】(北)福島→(北)福島の旅③

 

寝落ちしたからだろう、とにかく電池がないのである。

それに備えてモバイルバッテリーは持ってきていたのだが、何を思ったかiPhoneへの接続コードをしっかりと忘れてきていた。

 

13:42着 新潟駅 途中下車

 

f:id:bonbonjin71:20191008201629j:image

 

非常に懐かしい、いつ以来だろうか、4年ぶりくらいに新潟駅に来た。あまり変わらないな、この街も。

 

兎にも角にも充電が全くないので、駅前のセリアへ向かった。時間も無いというのに余計な部分で浪費してしまうのである。まあ背に腹は変えられない。

 

到着して約10分後にはコードを購入し、無事充電が出来たのである。ただ、今度はモバイルバッテリーの残量が怪しい。まあ仕方がないので目を瞑って先に進むことにした。

 

f:id:bonbonjin71:20191008202134j:image
f:id:bonbonjin71:20191008202131j:image

 

さて、新潟といえばなんであろうか、そう、米である。酒である。新潟駅ホテルメッツと同じ建物に入っている「ぽんしゅ館」というものに行って参った。

奥の方の受付で500円を払い、初めての人は説明を受けることができる。

内容は500円で5杯の利き酒、試飲をすることができる。ちなみにおつまみはきゅうりと塩と味噌しか無いので悪しからず。

 

f:id:bonbonjin71:20191008202516j:image
f:id:bonbonjin71:20191008202519j:image

 

お猪口を置いて、コインを入れてボタンを押すと一杯分が注がれる。で、飲むと。

とにかく種類が多いので探しにくいのだが、入り口近くにお勧めなどが書いてあるので参考にすると良いのではないだろうか。

平日の昼間の割には数人入っていた。カップルや社会人グループ。様々であった。もちろん一人で来ている人もいた。

ただ、ゆっくり飲める、というところではないかと感じる。ゆっくり飲みたいのであれば角打ち部なるものもあるのでそちらに行くと良いだろう。

 

一飲みしたところで反対側の万代口も見てみた。

 

f:id:bonbonjin71:20191008202948j:image
f:id:bonbonjin71:20191008202945j:image

 

どちらかと言えば、こちらの方が栄えている。気がする。BRTや、バスも多く止まっていた。

少しは散策したかったのだが、時間の余裕はほとんどなかった。懐かしさを胸に私は切符売り場へと向かった。

 

14:57発 白新・羽越線下り 特急いなほ7号 秋田行き

 

f:id:bonbonjin71:20191008203758j:image
f:id:bonbonjin71:20191008203755j:image

 

羽越線直通、いなほ7号に乗って移動をする。

このいなほも4年前、いや、3年前に全区間を乗り通した記憶がある。新潟〜秋田自由席に乗りっぱなしは地獄である。揺れるし遅いし。

新潟駅の在来線の多くはホームが高架上にある。ちなみに、先ほど乗ってきた快速あがのも高架に到着していた。写真は撮り忘れていた。


f:id:bonbonjin71:20191008203752j:image

 

5番線は新幹線へ直接乗り換えが出来る仕様になっていた。非常に便利だとは思うが、まず乗り換えのところに到着する新幹線と、そうでない新幹線があるのだろうからある意味では不便そうである。


f:id:bonbonjin71:20191008203749j:image

 

これが、高架上のホームだ。非常に綺麗でありますな。いなほ号は折り返しの運転ではなく、恐らく留置されていた車両が回送されてきたのだと考えられる。

 

f:id:bonbonjin71:20191008204754j:image

 

なお、今回はグリーン車に乗ってみた。

2+1列で2列側、A,B席が日本海側である。

ちなみに今回は2列が満席だったので1列の方にした。新潟のみどりの窓口の駅員さんにも「海側は満席なんですけど…」と言われた。もともと一列にするつもりだったが、やはり人気なのであろう。


f:id:bonbonjin71:20191008204757j:image

 

1列と


f:id:bonbonjin71:20191008204751j:image

 

2列である。

シートの後ろ側には仕切りがあり、いくら倒しても全く迷惑がかからない仕様になっている。これは有難い。さらにプライベート感も非常に高い。

これは…良い。


f:id:bonbonjin71:20191008204748j:image

 

なおコンセントも椅子の脇にあった。絶好の充電チャンス…なのだがモバイルバッテリーしか持ってきていないのである。絶望。


f:id:bonbonjin71:20191008204803j:image
f:id:bonbonjin71:20191008204800j:image

 

仕切りにはテーブルが付いていないのだが、収納式のテーブルがある。強度はあまりないのでパソコンでの作業には少し使いづらそうである。

 

f:id:bonbonjin71:20191008205539j:image

 

小腹が空いていたので駅弁を買ったのだが、あまり美味しくなかった。やはり駅弁は、ある程度高いものにしないとクオリティが残念になってしまう。


f:id:bonbonjin71:20191008205536j:image

 

新潟限定生産のビール、風味爽快ニシテ、も飲んでみた。普通のビールである。しかし、こう見ると本当に良い天気である。良い天気だとどうしても眠たくなってしまう。

振動も心地よく、うとうとしながら私を乗せたいなほ号日本海に沿って北上していったのである。

 

17:01着 余目駅 乗り換え

 

あっという間の2時間だった。非常に心地の良いいなほのグリーン車からは全く降りたい気持ちが湧かなかったが、乗り換えるしかない。秋田まで行っても良いのだがそうすると追加代金だったり、帰着時間が遅くなったりで大変なことになるのでやめておいた。次の日は仕事なのである。

 

17:06発 陸羽西線上り 普通 新庄行き

 

f:id:bonbonjin71:20191008205928j:image

 

階段を登り、左側へ進む。


f:id:bonbonjin71:20191008205921j:image

 

陸羽西線の姿がそこにはあった。ちなみに上の写真、4番線に停車していたのは新庄ではなく酒田行きである。

 

f:id:bonbonjin71:20191008205925j:image

 

私が乗るのはこちら、普通の新庄行きである。陸羽西線も乗ったことはあるのだが、日本海側から乗るのは初めてである。

座席は、もう今日は座り慣れた2人がけのボックスシートである。最上川側はそちらなのである。だからなんだという話だ。どうせもう暗くなるのだから景色などほとんど見えやしないのである。

 

f:id:bonbonjin71:20191008211129p:image

 

ちなみに、前回通った時に恐らく寝過ごしてチェックインしていなかったであろう高屋駅にチェックインすることで無事に陸羽西線もコンプリートである。

眠気を耐えてまでゲームをするのかと言われそうであるが…まあ仕方がないだろう。

ちなみに、最上川は意外と見れた。まだほんのりと明るかったのである。

 

そうして、私を乗せた二両編成の列車はコトコトと新庄へと向かって行ったのである。

 

 

次回、第一話完結。



今回の駅メモ成果!

 

白新線はすでにコンプリート済み。

上書きする形となった。

f:id:bonbonjin71:20191008212405p:image

 

羽越本線も上書き。新規部分は特になし。

新津新発田間は未乗区間なので、米坂線攻略線の際には乗車したい。

f:id:bonbonjin71:20191008212321p:image

 

先程も取り上げたが、陸羽西線は今回の高屋駅チェックインにてコンプリート。

f:id:bonbonjin71:20191008212526p:image

 

今回のメモリールートID

u6xf26mn

 

私の電友ID

VPPJTI1280

 

#駅メモ #鉄道 #旅行 #喜多方 #新潟 #JR東日本 #鉄旅

 

つづく

【第一話】(北)福島→(北)福島の旅②

 

8:25 喜多方市

 

「まだ8時じゃね?」

 

そう思った時にはすでに最初の目的地、「源来軒」に到着していた。

 

案の定、開店前である。10時オープンと書いてある。ラーメン屋にしては早い開店時間なのだが、まあ、それよりも早く来てしまった訳だ。これは仕方がない。仕方がないので他の店に行くことにしよう。

そう決めた私は喜多方ラーメンでは非常に有名で、京都駅でも食べた「坂内食堂 本店」に向かうことにした。

 

歩いて10分くらいだろうか、見覚えのある道に出くわした。というのもお盆に来たときはその周辺で車をうろうろさせていたから記憶があるのだ。

近くに行くと、地図アプリを見ずとも場所が思い出せた。

 

f:id:bonbonjin71:20191003163815j:image

 

あった…さすがこの時間、全く並んでいない…

お盆の時は神社の鳥居をぐるっと囲むように並んでいた人が全くいない…

最高だ、早く行こう。逸る気持ちを押さえながら私は扉を開いた。

「坂内食堂 本店」は事前に注文をして、テーブルに着席、ラーメンは持ってきてもらえるし片付けてももらえるお店だ。

朝とはいえど、かなりの席が埋まっていた。地元の人が多いようで、ライダーの人も結構いた。

いや、ロードエルメロイ二世は関係ない。

何にしようか一瞬迷ったが、まだ食べたことのない肉そば(1000円)を選択した。これが間違いだった。

値段の意味をしっかりと考えるべきだった。

 

f:id:bonbonjin71:20191003164645j:image

 

oh…こんなに肉が多いのか…

まあ頼んでしまったものは仕方がない。食べよう。

…美味い。肉が、美味い。変であったり中途半端な味付けがされているわけでもなく、普通に美味い。

麺もスープも流石といったところだろうか。ちょっと個人的にはスープが薄かった気もするが。

しかし肉が減らない。麺は減るが肉が無くならない…これ普通のラーメンでも良いなと感じた。

が、食べ終わった後に後悔はなかった。それくらい美味しかったのである。また、いつか来よう、そう思った。

 

さて、三杯くらい食べる予定が思った以上にはらに残っている。さて、どうしようか、近くのお店…

「まこと食堂」ここなら5分で着くな。濃いめで美味しそうだし行こう、とまた適当に調べもせずに向かった結果が

 

f:id:bonbonjin71:20191003165401j:image

 

店休日である。ついてないのかただ単に自分が馬鹿なのか分からなくなってきたが、まあ休みなものは仕方がないので次に行こうとしていたお店に向かった。「あべ食堂」というお店だ。

 

失念しており、店外の写真を撮り忘れてしまった。

店に入ると座敷とテーブル席があり、空いてる席で良いと言われたのでテーブル席に着いた。

思っていた以上に店内には人がおり、半分以上の席は埋まっていたように感じる。

先ほどの反省を生かし、普通の中華そばを注文した。普通盛りでいいかと聞かれたが言うまでもなく普通盛りにした。大盛りなんて食べた日には、吐く。

 

f:id:bonbonjin71:20191003170011j:image

 

非常にシンプルであった。特筆すべきは麺であろうか。平打ちの麺が多いように感じる喜多方ラーメンだが、これは比較的細い方だった。これはこれであり。非常に美味しかった。

ネギがしっかりと主張しているのも良かったし、メンマは先ほどの店よりも個人的には好きだった。

 

そんなこんなしていても時刻はまだ9:30である。

喜多方発、新津方面の列車は11時過ぎ……

もう一軒行ける気持ちはあったがお腹は限界であった。近くを適当に散歩しながら、駅へと歩きだした。

しかしこの喜多方という街は、本当にラーメンしかないのかと思うくらい何もない。蔵の見学とかもあったがそこまで惹かれるものではなかった。

駅に着いたのが10:25。ちょうど会津若松行きの列車が到着していたので、切符ではなくSuicaで入場し会津若松へと向かった。

 

10:30発 磐越西線上り 快速あがの 会津若松行き

 

特に意味はなかったが、喜多方にいてもすることが無いので会津若松に向かった。

車内は特に混雑している様子もなかったが、喜多方駅塩川駅と、途中の駅からは何人かが乗ってきていた。思ったより利用者はいるようだ。

 

10:46着 会津若松駅 途中下車

 

途中下車といっても次の列車まであまり時間がある訳では無いので、改札の外にあるNewDaysで買い物をした。なにせこれから長時間の旅になる。飲み物くらい買っとかないと死んでしまうからな。

 

(※キセル乗車は犯罪です!!!!

   喜多方駅での下車印が押してあるだけだと自動改札が通れてしまう場合があります。が、これはダメ。

   バレた瞬間に切符回収、追加でお金もとられちゃうので。悪いことしてもバレるからな。)

 

11:14発 磐越西線下り 快速あがの 新潟行き

 

f:id:bonbonjin71:20191003180258j:image
f:id:bonbonjin71:20191003180306j:image
f:id:bonbonjin71:20191003180301j:image

 

この一本と、始発の5:38会津若松発が、新津などで乗り換えを必要としない列車になる。

乗車率は60%くらい?大体の人は喜多方で降り、野沢で殆どいなくなるといった感じだ。

途中、津川という駅で13分の待ち合わせがある。待ち合わせが長いので、外でタバコを吸っても良いし、気分転換もできる。

 

f:id:bonbonjin71:20191003180339j:image

 

まあ、自分は出なかったけど。

反対側のホームには何やら懐かしい色の車両が到着していた。普通会津若松行きだ。

しかし13分という時間停車していても普通の新津行きより短い時間で到着する。いいことしかないぞ、快速あがの。1日1往復だけだが。

 

列車はとにかく阿賀野川に沿って進んでいく。

本当によくこんなところに線路を通したな、という感じだ。いつ大雨で不通になってもおかしくないだろう。実際に、豪雨で普通になったことも度々あるようだ。それでも直ぐに復旧となるのは日本の技術、鉄道の技術の非常に素晴らしいところではないだろうか。

 

さて、新津に到着すると、がっと利用客の数が増える。新津〜新潟間は信越本線を通るのだ。ふと窓の外に目をやると、反対側のホームに特急しらゆき上越妙高行きが到着し、発車していった。

いつか乗ってみたいものであるが、まあ、いつかは乗るだろう。車体もいなほとかと違ってかっこいいと個人的には感じる。あくまで個人の感想である。

とまあそんなことを思っているうちに、気付くと新潟駅に着いていた。

ちなみに充電は25%まで寿命を減らしていた。

 

 

つづく

 

 

今回の駅メモ成果!

 

地獄の磐越西線完乗…

磐越東線只見線はいずれ…

f:id:bonbonjin71:20191008212028p:image

 

新津〜新潟間は信越本線

一部区間乗車である。

f:id:bonbonjin71:20191008212032p:image

f:id:bonbonjin71:20191008212204p:image

 

今回のメモリールートID

u6xf26mn

 

私の電友ID

VPPJTI1280

 

#駅メモ #鉄道 #旅行 #喜多方 #新潟 #JR東日本 #鉄旅

 

つづく

【第一話】(北)福島→(北)福島の旅①

前日22時に寝落ちした私は、朝4時に目が覚めた。

そのまま寝続けて、休みを無駄にするのもやぶさかではなかったが、何気なく付けたテレビの天気予報で、全国的に天気が良いことを知った。

突然、「…ラーメンが食べたい……」

そう思ってしまったのである。

福島という土地に赴任してから数ヶ月経つが、その中でラーメンに対する心残りがあったのが、お盆の時期に行ってしまい、非常な混雑でろくに選択肢を与えられなかった喜多方ラーメンである。

腹一杯…自由にラーメンを食べよう、そうしよう。

そう思った時にはすでに駅へと足が向かっていた。

 

f:id:bonbonjin71:20191003154132j:image

 

薄明の空が非常に綺麗であろう。福島駅東口だ。

いつもそんなに人がいるわけではないが、朝となると流石に人通りもまばらである。

しかし、改札を通ると思ってた以上に電車を待つ人々は多かった。通勤、通学だろうか、いつもの日常なのであろうと感じた。

 

f:id:bonbonjin71:20191003154542j:image

 

電車が何系だろうか、知ったことではない。

ボックスシートがあるタイプだったので、二枚がけの横向きのシートに座った。

のだが、うっかり太陽と真正面に座ってしまい、降りるまで非常に眩しかった、しんどかった。

 

6:01発 東北本線上り  普通 新白河行き

 

車内はやはり学生が多い。途中の本宮駅あたりからは学生が次々と乗り込んできた。とにかく女子高生が多かった。男子高校生は数人しかおらず非常に居心地が悪かった。

 

6:49着 郡山駅 乗り換え下車

 

郡山駅ではエスカレーターに長蛇の列が出来ていた。これだけ利用者がいるのは電車の本数が少なく一本あたりの乗車率が高く見えるからだろうか。

とにかく乗り換えまで殆ど時間もなかったので、少し早歩きでホームへ向かった。

 

6:52発 磐越西線下り  普通 会津若松行き

 

f:id:bonbonjin71:20191003155343j:image

 

時間は短かったが、乗り継ぎは余裕であった。

写真は撮っているがこれでは何がなんだかだろう。

とりあえず乗り込んだ。

乗ると今度は男子高校生で席が埋め尽くされていた。

少ないと個人的に居心地が悪いが、多くても居心地が悪いものだなと感じながらドアの近くに立っていた。

ワンマン運転であったので、運転士のいる一両目の前のドアしか開かないようであった。まあ、途中で降りる予定もなかったので二両目に乗ったのだが。

 

6:56着 郡山富田駅

6:57発

 

あろうことか、高校生は全員降りていった。

最寄り駅までの約4分間座るために彼らはずっと車内で待っていたのだろうか…いやまあ全員立っていても邪魔なだけなのだが。

ゆっくりとボックスシートに座ることが出来た。

 

8:08着 会津若松駅 乗り換え下車

 

降りる直前、進行方向にもう一つあったボックスシートから、顔を覗かせている男がいた。

もちろん顔も名前も一瞬で分かった。研修で一緒になり、他箇所に配属になった高卒の同期である。

「お疲れ様です、Kさん、Oです。覚えてますか?」

ニヤつきながら彼はそう聞いてきた。

「勿論。何してるんだ?」

私はニヤつきながら彼にそう聞き返した。

「いや、今から磐越西線経由で新潟に行くんです」

こいつも暇だなと思った。もちろん自分も大概ではないのだが…

兎にも角にも行く方面が一緒だったので、途中まで旅行を共にすることにした。といっても乗り換えて二駅、30分程度なのだが。

 

8:14発 磐越西線下り 普通 新津行き

 

まだギリギリ通学時間なのだろうか、高校生の姿が多く見えた。我々は空いていた四名がけのボックスシートに腰を下ろした。

他愛のない会話をして、時間を潰したのだが、半分くらいはお互いの会話が聞き取れていなかったように思う。というのも

 

f:id:bonbonjin71:20191003160936j:image

 

乗車したのがこの気動車である。とにかく音がうるさく、そこまで声の大きくない我々の会話は幾度となくかき消された。

ちなみにこの列車が新津駅に着くのは11時33分であり、同期であるOは3時間19分という、死んでしまいそうなくらいの長時間この列車に乗り続けるのである。合掌。

 

8:31着 喜多方駅 途中下車

 

彼に別れを告げ、第1の目的である喜多方ラーメンを食べに喜多方で途中下車をした。

話している間ずっと足を組んでいたせいか、痺れて1分ほどまともに歩けなかった。今度から足を組むのは気をつけようと思った。

 

f:id:bonbonjin71:20191003161555j:image

 

Oを乗せた列車は大きな音と匂いを出しながら新津へと向かっていった。さらば。偶然の出会いであったが楽しかったぞ。

 

喜多方駅ではSuicaが使えるようであった。

磐越西線内には使える駅と使えない駅があるので注意したい。

もちろん切符であれば係員にみせて途中下車印なり何なりを押して貰えばいいのだが。

 

f:id:bonbonjin71:20191003161844j:image

 

逆光だが、喜多方駅の外観だ。ボロではないが、やはり昔ながらの感じがする良い駅だった。

 

f:id:bonbonjin71:20191003162207j:image

 

駅前の通りも歩道が石畳で非常に風情があったように感じる。

そんなことを少し気にしつつも私の気持ちの9割はラーメンが占めていたのである。

まずは駅から近いところで、「源来軒」というお店を探し、向かった。

向かった、のだが途中で重要なことに気づき、我に帰った。

 

 

「まだ朝の8時じゃね?」

 

 

今回の駅メモ成果!!

 

f:id:bonbonjin71:20191003181137p:image

東北本線は、すでに通過済みの区間だった。

ちなみに前回は15/08/09ということで、大学時代に秋田→東京、青春18きっぷの旅の時だった。古いな。

 

f:id:bonbonjin71:20191003181441p:image

 

磐越西線 郡山〜会津若松間はもちろん初めての利用。

飛び出ている線もないので、一本でコンプリート。楽で良い。

とりあえずレーダーは不使用。寝なかったからな。

 

今回のメモリールートID

u6xf26mn

 

私の電友ID

VPPJTI1280

 

#駅メモ #鉄道 #旅行 #喜多方 #新潟 #JR東日本 #鉄旅

 

 

つづく

 

 

 

このブログについて

 

どうも

 

駅メモって、ご存知ですか?

 

駅にGPSでアクセスしてチェックインする、あれです。

 

あれを使って、全国を回っていこうと

 

そういうブログですな。

 

色々なところを色々な手段で回っていこうと思いますので!ゆっくり長い目でどうぞ。