★かとうの競馬予想(たまにアニメと旅)★

競馬予想します、現在はシン・タンショウオー連載中。たまにアニメと旅もします

【第四話】「かいじ」と「あずさ」で「ふるさと」に「かがやき」を①

 

※このお話は2020年初めのお話です。

 

 

金を浪費してでもどこかに行きたくなる

 

 

そんな感覚を持ったことはあるだろうか

 

 

諸般の事情により、朝5時頃その感覚に陥った私は目が覚めるやいなや、着替えと準備を済ませ、駅に向かった

 

 

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今回のスタートは福島…ではなく東京駅だ

 

 

新幹線で東京に着いたのは朝。飯を食べていなかったので、そこまで並んでいなかった六厘舎の朝つけ麺を食べることにしたのである

 

 

朝からつけ麺…この背徳感…たまらない

 

 

さて、新宿駅に向かう

 

 

東京駅発のあずさは午後しかないため、新宿へ移動しなくては行けない

 


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久しぶりの新宿駅だったが特に変わりは無かった

 


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どこから入ればどこに行くのか。この駅はよく分からなくなる。迷子の迷子の僕くんだ

 

 

…どういうこと?

 

 

券売機で指定席を購入する

 

 

あずさ…松本行…満席!?

 

 

10時発のあずさは満席だった

 

 

座席未指定券で行けなくもないが特急では立ちたくない。私のポリシーだ。大人しく次のかいじ号の指定席を購入した

 

 

隣の券売機では見るからにアホっぽい若者が呼び出しボタンを押して「成田空港第三ターミナルってどれですかぁ〜?」と聞いていた

 

 

そのくらい自分で調べろ。分からないから窓口行け

 

 10:30発 中央本線 特急かいじ5号 甲府行き

 

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あずさ、かいじ号は到着前だとどっちが何号車だか分かりにくい(個人的に)

 

 

とりあえず気合いで自分の乗る号車を見つけ、席についた。

 

 


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全座席にコンセントが付いている。今回は長いコードをいつものごとく忘れてきたので利用はできないが…

 


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座席指定済みの区間は緑色、近くの駅から乗る人がいると黄色、指定されていない区間は赤色になる

 


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座席は新宿駅発車時点ではある程度余裕があった…はずなのだが…

 


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気付くと車内はなぜか席が埋まっていた

 

 

そして大月でどどっと降りていった

 

 

富士急に行く外国人集団の襲来であった…

 

 

だから10時のあずさは満席だったのか。と勝手に納得した。

 

 

車掌さんもレールパス(なるものがあるようで)を持っている人と席が離れていて大変そうだった…お疲れ様です…

 

 

※そしてここでみなさんに聞いてほしい。

 

 この第四話は下書きに眠っていたものなのだが、いつ書いたものか、記憶がない。

 

もちろん旅行の記憶は鮮明に覚えているし、これからも書くのだが…

 

雰囲気が違ったらそういうことだ。勘弁してほしい。

 

 

というわけで続きをどうぞ。

 

 

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終点の甲府に到着した。「かいじ」甲府(一部次駅の竜王)までの運行である。

 

甲府には高校生の頃、一回だけ甲府城に行った記憶がある。18きっぷの旅だ。

 

いつかその頃の話も話す機会が来るだろう。いや、知らないが。

 


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身延線JR東海の管轄なので(かどうかは知らないが)ホームが離れている。これまた乗り換える人にとっては不便極まりないだろう。

 

身延線といえば「ゆるキャン△」を思い浮かべる人も多いだろう。

 

そんなに多くない?

 


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…自分が思ってる10倍、甲府は都会だった。

 

まあ特急で新宿から2時間かからないくらいであるし、山梨県の県庁所在地である。

 

…県庁所在地だと考えると少し弱い気もして来た…

 


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駅から徒歩5分程度で甲府城には到着する。

 

天守閣もない櫓に入れるタイプのお城である。

 

整備されており、比較的小ぎれいである。

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駅方面から登って行って二段目くらいのところにあるこの稲荷櫓に甲府城の百名城スタンプは設置されている。

 


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ここでようやく2020年の2月に旅行をしたと思い出した。

 

懐かしい、あの頃はコロナなどほとんど無かった…

 

そんなことはともかく百名城スタンプをゲットである。しかしまだまだ空欄が多い。

 

死ぬまでにコンプリートすることができるのだろうか。


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当日の天気はすこぶる快晴であった。遠くには富士山も良く見える。

 

駅チカでこの眺めは非常にポイントが高いといえるだろう。

 

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ぶらぶらと散策をするが、体力があれば30分程度で甲府城は回りきれるだろう。

 

ただ思った以上に高低差があるので一歩間違えると大変なことになる。


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さて甲府城を望みながら、駅の反対側へと向かう。

 

駅の反対側へは高架でも移動できるし、駅の中を通っても移動することができる。

 

今回は近かったので高架で向かった。

 


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さて、今回の甲府での目的はもう一つ。

 

躑躅ヶ崎館こと武田神社である。

 

移動手段としてはバスが本命だが、今回は時間も中途半端だったので徒歩で向かった。

 

なおこの写真(甲府駅の近く)を撮影した時点での時間は12時43分。

 

13時30分頃の松本行きあずさに乗らなければ後続が詰む(新宿までとんぼ返りしなくてはいけない)…と乗換案内アプリを行きのかいじの中で見た私は全力で歩き始めた。

 

なお徒歩で行く際は注意してほしい。かなり坂を上る。

 

涼しい冬の晴れ間だったが体が燃え上がるようだった…と思えるくらいには距離がある。

 

まあ体が燃え上がっている感じるのは、全力徒歩をかましていたのが原因の一端だろう。

 

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また向かう途中に大学もあるので時間があってしまうと大学生の波に飲まれるのではないか。

 

…当時は卒業してから3年もたっていないというのに大学には近寄りがたい雰囲気がある、と感じていたのは私だけだろうか。

 


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到着だ。ここが武田神社。かなり遠かった。


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堀が非常にしっかりとしているのは全くもって素晴らしい。

 

作られた時代や築城主にもよるのだろうが、堀にはやはり吸い込まれる魅力がある。

 

なお、13時5分には武田神社に到着していた。

 

このペースだと参拝してスタンプ押して終わりだな…でタクシーか…

 

と思いつつ乗換アプリを今一度開いてみると…

 

 

 

 

 

14時30分で大丈夫ではないか。

 


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というわけでゆっくり参拝モードに変更した。

 

というより行きの全力徒歩の努力を返してほしい。バス代払うから。

 

さてさて、お参りをする。現代日本では宗派が死ぬほど重んじられている訳ではないからまあ気軽に…神社に宗派もくそもなかろう。神仏習合ということで。

 

宗派を気にするのは寺の住職か墓に入る時くらいではなかろうか。特に若者は。

 

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能の舞台があった。歌舞伎も能も私は見たことがない。

 

一度くらいは生で見てみたいものだ。

 

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時間に余裕ができたので宝物殿もチェックすることにした。この中に百名城のスタンプはある。

 

中身は…正直記憶にない。はーへーほー、といつものように眺めてその場ではすごいなと思うのだが10分後には「なんだっけ」となってしまうのだ。

 

記憶力がないのか、関心がそこまで深くないのか。(関心はある)

 


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信玄ミュージアムなるものがあった。

 

 ここはさらっと流してみたが一番新しい建物のようだった。

 

時間がある方はぜひ見ていってほしい。

 

さて、この時点で時計は13時50分。まだ列車の到着までは30分程度余裕がある。

 

…帰りも歩くか、バスで帰るか…

 

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時間が甚だ微妙であったため、歩いて駅に向かうことにした。歩いたほうが発見は多い。


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全国の武田さんが集まりそうな通りだ。

 


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さて、甲府駅の先ほどとは反対側の出口である。

 

こちらはデッキが整備されており非常に大きな駅の印象を与えている。

 


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先ほど来た側を望む。こう見ると建物はそこまでなく山が近いということがよくわかる。


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改札へと到着した。14時10分。松本行は14時27分。まだ17分も時間がある。

 

私は駅ビルを確認し(やはり大きかった。福島駅以上のクオリティに感じる)、ちょちょいと買い物を済ませ、ホームに向かったのであった。

 


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まだ時間があったので先ほどの身延線のホームに近づいてみた。

 

特急ふじかわが停車中であった。


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グリーン車のないかわいそうな電車だ。かわいそうとか言うと各所からクレームが来そうだが。

 


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営業時間が非常に短い1番線ホームのニューデイズ。やる気がないのか、はたまたお昼ご飯を売るために存在しているのか…真実は謎に包まれている。

 

ようやくあずさが到着した。ここまでかなり長かった(執筆の方)が、まだまだここから先の方がボリューム満載なのである。

 

ぜひ最後まで見ていってほしい。

 

 

14:27発 中央本線 特急あずさ17号 松本行

 


つづく

 

 

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